今回はTOEIC受験者なら必ず使っている公式問題集について記事を書いていきます。
今はたくさんの種類がありますがこの記事を見ればどれを選べばいいか分かるようになります。
この公式問題集を使う理由は本番と同じ試験問題を解くためです!
TOEICの試験を行なっている会社から出版されている物なので本番同様の問題を解くことが出来ます。
そして問題を解いた後に「自分の実力」を確認出来ますし「課題を見つける」ことが出来ます。
公式が出している問題集のため公式問題集となっていて唯一無二の存在となっています。
そして2023年1月までvol9まで種類があります。
基本的には新しいものから選んでいくのがいいでしょう。
ですが他にもおすすめがあるのでこれから説明していきます。

1冊選べと言われたら9ですが他のvolで対策して欲しいことがあります!
では早速記事を書いていきます!
公式問題集とは?
- IIBCが出版
- 音声が同じ人
- 予想スコアが出せる
IIBCが出版
TOEICの試験はIIBCという会社が主催しています。
そしてこの公式問題集を出版している会社もIIBCです。
そのためリスニングパートで流れるナレーターも「本番と同じ人」となっています。
そしてこのナレーターが同じということはかなり大事なことで、他のさまざまなTOEIC関係の問題集は似た声の人を選んでいます。
もしあなたが試験当日に流れてきた音声が「いつも聞く慣れた声」と「初めて聞く」人の声だとどちらが試験に集中出来ますか?
TOEIC L&Rの試験はリスニングとリーディングの試験です。
リスニングが半分の割合を占めています。
時間にすると100問を45分でこなしていきます。
この時間をいかに集中できるかというのはとても大事なことですね。
対象者
対象者はTOEICを受験する人全員です。
英語初心者も上級者も初めてTOEICを受験すると決まれば最新版の公式問題集を取り組むことをおすすめします。
英語初心者でTOEICを始めて受験する人は試験の形式になれることが出来ます。
予想スコアが出るので本番までに何を対策すればいいか分かってきます。
一方これまで英検を受験していて英語に自信がある人でもTOEICを始めて受験するということであれば公式問題集をやるべきだと思います。
TOEICはビジネスシーンで使われる会話や文章が出てきます。
その中で出てくる語彙や出題傾向を知るためにこの公式問題集を取り組むことで課題が明確になります。
そしてもし語彙力不足を感じた場合は金フレでまとめて単語を覚えていくことで時短が出来ます。
問題数は試験2回分

もしかするとこの試験2回分という回数が少ないと感じる人がいるかも知れません。
おそらくそういう人は「精選模試」と比べていますよね?
精選模試は試験5回分の問題数がありますからこの公式問題集よりも倍以上の問題に取り組むことが出来ます。
ですがこの様に問題数の観点からどちらを選ぶか考えるのは間違いです。
あなたの今のスコアを参考にして下さい!
そうしなければ時間を無駄にしてしまいますし自信を無くすかもしれません。
精選模試は激ムズ
わたしは精選模試も使った経験があるので参考にしていただきたいと思います。

わたしのTOEICのスコアは800点です。
800点ですが公式問題集をやった結果は9割正解出来ました。
後でこの違和感に触れているので参考になれば幸いです。
ちなみに今のわたしが精選模試で勉強する時は相当気合いを入れて取り組みます。
それでも正解できるのは6~7割程度です。
単純に出てくる言葉が難しいと感じます。

精選模試をした後は自信をなくします。
公式問題集でも難しいと感じる問題は当然ありますが難易度が非常に高く難しい問題の数が本当に多いです。
そのため精選模試を使うのはTOEICで900点を超えるための参考書として使うべきだと思います。
TOEICで今のスコアが800点以下の人はまずは公式問題集で勉強をしてその後公式問題集をやり切った後に精選模試に移るのをおすすめします。
参考スコアが出せる
あくまで参考です。
そしてわたしが2022年12月にvol9の問題集で参考スコアを出した時の内容がこちらです。

そして実際のわたしが同じ月に受けた試験の結果がL410点R390点で合計800点でした。
わたしは本番でベストを尽くしたと思っていたんですが参考スコアの下限より低いスコアを取ってしまいました。

わたしは予想スコアの結果を見て900点超えるかも!と思っていました。
先ほどの違和感の正体を暴く!
わたしの試験当日の結果は予想スコアよりも低い結果でした。
試験当日決して体調が悪かったわけでもありません。
試験を受けた印象も公式問題集とそんなに差があったとは思えませんでした。
- 完全に実力が出た
- かんで選んだ問題が全て外れた
- 公式問題集はかんが当たり過ぎていた
TOEICは1問5点で加算されます。
他にも同じ試験を受けた人たちのスコアにも影響をされるので一概に全てが正しいとは言えませんがだいたい1問5点です。
試験当日の結果と予想スコアとの差は7問から〜32問ということになります。
この内容からわたしが出した結論はこちらです。
100%正解とわからなかった問題で正解を選ぶ時に1かな2かな?と悩んだ問題が全て外れたという事だと結論付けました。
つまり完全な実力不足です。
たまたま公式問題集で予想スコアを出した時にその2択がいい方に転んでいただけです。
この様に自分の実力を過信してしまいました。
ですがどうすればこの様に自分の実力を過信しないかという対策も出来たので参考にしていただければと思います。
公式問題集で実力を測る
分からなかった問題は印をつけて下さい。
そしてその点は省いて参考スコアを出します。
こうすることで分からなかった問題を知ることが出来ますし参考スコアに踊らされずに地に足をつけて自分の実力を知ることができます。
おすすめは9と5
- 問題が難しくなっている
- ナレーターの変化
- 1からやるのは時間の無駄
最新版が1番候補
最近のTOEICではコロナ禍の話題やLINE形式の問題が出題されています。
この様にTOEICの問題は時代に合わせて進化しているので最新版を使うのが定石です。
さらに難易度も一昔と比べると格段に難しくなってきているので最初のvol1を買って試験対策をしようとしても良い対策にはなりません。
だからこそ最新版から選ぶのが鉄則です!
次に選ぶのがvol5
- ナレーターの数が多い
実は収録されているナレーターの数が1番多いのがvol5です。
IIBCが世代交代中なのか単純に人を増やしているのか分かりませんが音声の担当者の数が増えています。
そして人によって訛りが聞きづらかったり、読む速度が早かったりと受験者が慣れていないと試験本番でびっくりしてしまう可能性があります。
そのナレーターの声を対策するために選ぶのがvol5という事になります。
ナレーター対策にvol5
そして新しいvol9では収録されていない人の声がまだ本試験で使われているのでvol5で対策するのが得策なのです。
公式問題集を使ったリスニング対策方法
公式問題集は自分の実力を知るためや課題を見つけるために使われていると思います。
そしてもしリスニングが課題となった人のためにこの様に学習をしていけば必ずリスニングのスコアが改善出来ますよという方法があるのでこちらを参考にしてみて下さい!
リーディングの対策はまだ書いていないのでそのうち記事を書いていきます。
今回はTOEICの最強問題集として公式問題集の記事を書きました。
やはりTOEICを受験するなら外せないのがこの公式問題集です。
そしてこの記事では問題傾向を知るためにvol9、ナレーター対策にvol5としました。
ですがvol7くらいまでであれば十分参考になる問題ばかりです。
この記事を見ている人はTOEICを受験する人、つまりTOEICのスコアで英語力を証明し転職したいとかいい企業に内定をもらうためという人たちがいると思います。
わたしがそうでした。
そしてTOEICで755点を取った時に希望の職種と部署への転職に成功できました。
わたしのこのブログでは今回のように英語学習者へ参考になる記事や英語学習が楽しくなるコツを記事にしています。
また次回も記事を書いていきますのでよろしくお願いします。