「出る1000」と「文法特急」はよく比較される参考書です。
どちらもTOEICパート5の問題パターンを使っている参考書のため使ったことがない人には違いが分かりにくいでしょう。
私の意見は「使う目的」がどちらも違います。
今回はお互いの特徴を比較することで英語学習者がどちらも選ぶ必要があるか分かる様にします。
テーブル製品名 | 特徴 | メリット |
---|---|---|
![]() | 問題数が多い | 数で試験対策が出来る |
![]() | 英語の型が分かる | 読解力が付く |

出る1000は試験対策!
文法特急は文法の型を学ぶ!
このような違いがあります。
出る1000と文法特急の比較
まず絶対的に同じところはTOEICパート5の問題形式を使用していることです。
そして上の表にもある様に問題数は圧倒的に「出る1000」が多いです。
その一方文法特急の英語の型が分かるとは何かと思いますよね?
出る1000と文法特急の特徴
少しだけ説明すると「文法特急」はTOEICパート5の問題を使って英文がどの様な形で作られているのか知ることが出来ます。
それぞれの特徴はこの2つの記事を見ていただくとして今回この記事を作る考えに至ったそれぞれの使い方の違いを説明していきます。
まず文法特急で後に出る1000
私の見解はこうです。
- 文法特急は文法の型がわかり英文読解能力が上がる
- 出る1000は圧倒的問題数をこなす事で知識が定着する
つまりまず文法特急で「英文の知識」を増やすこと、「型を理解」することを意識して学びます。
ここでは少し難しそうに書いていますが、「解説」をしっかり読んでいけば大丈夫です。
そしてその後に復習をするために問題数の多い「出る1000」で文法特急で知った知識を活かして問題を解いていきます。
こうすることで両方のメリットを融合出来ます!
もしかすると両方やらないといけないのか?と思った人がいるかも知れませんね。
TOEICリーディングで300越えを目指すなら両方必須
もしこの記事を読んでいるあなたの目標がTOEICのリーディングで「300点以上」ならこの2つは必須だと思います。
とはいえどちらかを優先するなら私は「文法特急」です。
ですがただ知識を知っただけですぐに成果が出るほどTOEICは簡単ではありません。
本番の試験では時間のことも考えなくてはいけません。
そして英語をスラスラと読める様になるためにもやはり「慣れが必要」です。
この英文を読む事に慣れるための教材が「出る1000」です。
つまりこのでる1000と文法特急は同じTOEICパート5を題材として作られている物ですが使うフェーズが違います。
知識を文法特急
トレーニングを出る1000
このように使うと1番効率がいいと思います。
選び方
最終まとめです。
もしあなたがすでに「文法の知識が十分」にあってとにかく「問題演習」をして英語の理解を高めたい場合は出る1000を選ぶだけでいいでしょう。
一方まずは文法の知識を集めるところからという人は「文法特急」を選ぶべきです。
そして最終的に試験で高得点を狙うとなった時は「問題を数解いて復習をすること」これが一番たくさん出来るものをやればいいです。
出る1000でもいいですし他の問題集でも構いません。
今回の内容は以上です。
簡単ではありますがそれぞれの有効な使い方を示すことが出来たのではないかと思います。
また次回も英語学習者の参考になる様な記事を書いていきますのでこれからもよろしくお願いします。