今回はTOEIC受験者がパート7対策をしようと思った時に選ぶべき「読解特急」について記事を書いていきます。
私がこの「読解特急」を手に取ったのはTOEICで700点を超えたいと思った時でした。
当時の私はTOEICパート5の様な「短い文章」なら読める様になっていました。
ですがパート7の様な長文になると「何度も読み返して文章を理解」していたり「途中で話がわからなくなる」ことが課題でした。
話がわからなくなるたびに一番最初から読み直していました。
この程度の英語力だとTOEICの試験時間は全然足りません。
なんとか700点を超えたいと思っていても試験中になると時間が足りず余計に焦ってしまうのが目に見えていました。
このままではダメだと思いもっと「TOEICで高い点を取るため」パート7をもっと落ち着いて解ける「読解力をつけるため」に選んだのがこの「読解特急」でした。
目次
読解特急のメリット
- パート7対策
- 補足単語も多い
- 持ち運べる
パート7対策
TOEICパート7の問題形式はメールやチラシ、レストランのメニューなど様々なパターンがあります。
最近の試験ではスマホのチャット画面の問題もよく出るようになりました。
TOEICを今まで受けたことがない人にとってはあまり馴染みがない物も多いと思います。
そのため問題形式に慣れる意味でもこの読解特急でパート7対策をすることはプラスになるでしょう。
オーディオで読解力が上がる
そしてこの読解特急の問題文の音声をabceedというアプリで再生することが出来ます。
皆さんはリーディングの問題のオーディオを聞くことはあるでしょうか?
オーディオで音声を聞かなくても問題を問題を解くことは出来ます。
ですが読解力を上げるという点においては音読はかなり有効です。
例えば長文を読んでいるときになんとなくダラダラと全体を読んでしまって中身を理解出来ていないことがあったりしませんか?
この理由は「話の流れ」や「場面」を正しく理解して文章を読めていないことが原因です。
こんな時にオーディオで音声を聞くと違いに気付きます。
トラブルに巻き込まれた人は困って人に助けを求めています。
ラジオのMCは楽しそうにゲストを迎えます。
これらのキャラクターの感情は文章をただ目で追って読んでいるだけでは理解しにくいです。
日本語だとすぐに理解出来るでしょう。
ですが英語ではこの様に1つの分に何が込められているのかを知ることが大事です。
これがまさに読解力になります。
そのため「文章の展開」や「登場人物の気持ちの変化」を理解するのにオーディオが有効です。
補足単語が多い

私がこの読解特急をやっていてよかった点にこの「補足単語」が多いことがあります。
通常問題集に載っている単語は回答に関係する単語がいくつかあるくらいです。
ですがこの文法特急では「多い時は10単語以上の単語が補足」として載っています。
この気遣いがかなり便利です。
文章問題を解いているときに「知らない単語」があるせいで正解がわからないことはよくあると思います。
私が初めてパート7対策をしていた時は6割くらいしか知っている単語がなかった事もありました。
そんな時にいちいちスマホや単語帳で単語を探すのは面倒ですよね?
この文法特急は問題を解いて復習するまでが全てこの一冊で完結するように作られています。
だからこそちょっと隙間時間があればパッと本を開いて勉強ができます。
そして復習までしっかり出来てしまうので最高の教材です。
5分でいい
英語の学習はたった5分でも成果が出ます。
事実私はこの読解特急を主に「出退勤のバス」と「昼の食事休憩」で勉強しました。
いつも「とりあえず1問」と思って学習していたのを覚えています。
時間にすると大体5分から10分くらいです。
後半の問題は難しいのでもっとたくさんの時間がかかってしまいましたが前半は文章も短めなので隙間時間を有効活用して下さい。
理想の使い方
まずこの「読解特急を始めるタイミング」はパート5の対策をしっかりやった後です。
私のように「出る1000」と「文法特急」を終えてからやるのがいいと思います。
でもこれだけしかしていなかったら少し「難しい」と感じるでしょう。
ですが気にしてはいけません。
私も最初の1問目からかなり難しいと感じて苦戦しました。
- 問題を解く
- 意味を文章ごとに理解
- 音読
まずは普通に問題を解いて下さい。
正直正解してもしなくてもどっちでもいいです。
理由はあくまで「成長」することが目的だからです。
ここからが大事で問題文を文章ごとに区切って全て意味を確認していきます。
文章ごとに意味を確認
この作業をすることで中途半端な理解をしている文章を無くすのが目的です。
ここで注意です。
完全な和訳は必要ありません!
TOEICの学習において「和訳は不要」です。
あくまで自分の読んだイメージと確認した和訳が大体合ってたらそれでいいです。
英語と日本語はそもそも全く別の言語なので完璧に和訳することは出来ません。
さらに和訳の事に気を取られても試験中は和訳をしていては時間が足りません。
そのため「文章のイメージがあっていれば十分」なのです。
当然知らない単語や文法はしっかり復習しましょう。
音読
そして文章ごとのイメージが全て確認出来たら最後に音読です。
先ほどの章で説明したように「音読と読解力はかなり太い繋がり」があります。
別に大きな声で読む必要はありません。
ただしオーディオで音声を聞きながら音読するようにして下さい。
先ほどの章で説明した様に場面や登場人物の感情をイメージしながら読んで行きます。
ここまですれば英文の理解もできますしシチュエーションも想像できる様になるはずです。
最終的に文章がドラマの場面の様に自分の頭で想像できれば完璧です!
今回は以上です。
今回は私がTOEICで700点を突破するのに重宝した読解特急について記事を書きました。
私はこの特急シリーズを何度も何度も英語初心者の時から今まで使ってきました。
同じ1冊を何回使っても使うたびに気づきがあるので何度も読んでいます。
この読解特急を取り組めば間違いなくあなたの英語力は伸びていきます。
これからも私が使用した教材や英語が身につく学習方法をシェアしていくのでこれからもよろしくお願いします。