今回はTwitterでTOEICの試験結果が低くて萎えている人がいたので、過去に私も同じ経験をしたことがあるのでそんな人に向けて記事を書いていきます。

まずは私の自己紹介をさせて下さい!
英語力ゼロから3年間英語を学習してTOEIC755点を取った後に転職活動を行い、IT企業へ未経験でエンジニア転職をしました。
エンジニアの種類はブリッジSEで英語を使いながらITの仕事をしています。
私はこれまで4回試験を受験しました。
試験結果はいつも目標より低く、毎回残念な気持ちになっていましたが気持ちを切り替えて英語学習を続けて来ました。
そんな私が今回伝えたいことはこちらです!
焦る必要はない!

きっと試験結果が低くて「あれだけ頑張ったのに」とか「これ以上どうすればいいんだよ」と気持ちが沈んでしまっていると思います。
ですが全く焦る必要はありません。
むしろ日々努力を続け試験に立ち向かったことを誇りに思うべきです!
なぜこの様に思うのかというと、私も同じで試験結果は「自分の期待を裏切る低いスコア」しか取ることが出来なかったからです。

自分なりに精一杯努力を続け半年間以上毎日学習をしても目標のスコアを超えた事は一度もありません。
その度に悲しい気持ちになりました。
特に目標がTOEIC700点だった時は、700点を超えたら転職活動をしようと自分に奮い立たせていたので、結果が680点だった時はとても悲しかったです。
それでも学習を続けた結果TOEICのスコアは800点となり、転職もブリッジSEという英語も必要な仕事につけています。
なので例え今回の結果が思う様なスコアじゃなくてもこれからも努力を続けていればあなたは「絶対に成功できる」ので焦らなくていいと思います。
成長はしている
焦らなくていい理由は、あなたが絶対に成長していることも関係しています!
これは私の例ですが、この様に成長してきました。

私は30歳を超えてから英語学習を始めています。
当時は過去形の単語も知らないくらいで、中学英語の文法も分からないくらいの素人でした。
そんな私でも時間が経つにつれて上の図の様にTOEICで自分の英語力を証明したいと思うほどになったのです。
もちろん時間はかなり掛かっていますし、それだけ遊びの時間や休みの日を英語のために使ってきました。
ですが例えTOEICの結果が思うようなスコアを取れていなくても「成長はしている」のです。
試験結果で落ち込んでからやる事!

自分を認める
これは先ほどの成長していることと似ているのですが、まずは自分を認めましょう!

そもそも私は学生社会人でも関係なく、「目標を持って努力している人はかっこいい」と思っています!
毎日必ず努力したこと、自由な時間を削ってまで勉強したことだけでも素晴らしいです。
試験前日は結果のことが頭をよぎり試験を受けるのを辞めたくなることもあるでしょう。
ですがきちんとその不安な気持ちに打ち勝ち試験を最後まで頑張って受けた事を私は「誇りに思うべき」だと思います。
休む
私は毎回試験を受けたら2週間以上は英語学習から離れます。
やはり試験を受けたらどっと疲れます。
試験結果が出るまで気持ちは落ち着きませんし、試験結果も出ていないのに次に向かって努力しようなんて思えません。
なので私は勉強を続ける気になりませんでした。
ですが決めている事が1つだけあります。

試験結果がどうであれ、英語力が高ければ高いほど自分の可能性が広がると信じていました。
だからこそ一度しっかり休んで、気持ちを整理していました。
そしてその結果、試験で一度も自分の期待よりも高いスコアは取れていませんが、TOEICのスコアは上がり続けましたし転職も成功させる事が出来たのです。
学習を振り返る
私は試験結果が出たら前回試験からの学習内容を振り返っています。

学習時間
私は基本的に1日1時間以上、1週間で10時間を目指して学習していました。
そうすると、1ヶ月で40時間になります。

この様に自分の学習時間と目標のスコアの関係を照らし合わせます。

単純に今650点の人が750点になるまで必要な学習時間が200時間と出ています。
私の様に1週間で10時間を目安にしている人は5ヶ月かかりますよね?
これはIIBCが公開している信頼出来る相関関係なので使わないてはありません。
この様に過去の学習時間と試験結果のスコアを照らし合わせて、自分の学習時間が十分だったのか振り返りましょう。
対策


私はこの2つしかないと思います!
どうしても早く合格する必要があれば試験までの学習時間を増やす必要がありますし、1日に捻出出来る時間が限られている場合は試験を遅らせるしかありません。
これはどこまで割り切って英語に時間を使えるかという話にもなると思うので、自分が作り出せる時間と上手く試験日を決める必要があると思います。
学習した教材
自分が学習した教材がどんな物だったかも振り返ります!
実は英語学習で一番難しいのが「自分に合った教材を選ぶこと」だと私は思っています。
その理由がこちらです。

今の自分より簡単なものを選ぶと「新しく得る知識」は少ないですが「量」はこなせます。
スラスラと問題を正解出来るので、「気持ちが良かったり」「成長した気になったり」するかも知れませんが、新しい知識が身に付かなければ「成長してる」とは言えません。

一方難しい教材の場合は、知識を増やすには時間がかかるので量を多くすることは難しいです。
すごくシンプルですが、この判断基準を持った上で教材選びをする必要があります。
教材選びの答え

教材選びの答えはこれです!
まずは今の自分のスコアと同じレベルの教材を選びましょう。
例えば今TOEIC600点で半年後に730点を取りたい人はまず600点を目指す為の参考書をやるべきです!
試験の結果には、「なんとなく正解」した問題や「塗りつぶし」で正解した物も含まれたスコアになっているはずです。
つまり本当の実力は試験結果より低いと考えられます。
その為、まずは試験結果のスコアを取るために作られた参考書を取り組むことで「難易度がちょうどよく」、負荷も少ないので「量」も多くこなせます。

試験の手応えとスコアの差
試験結果を見てショックを受けていたのはここも大きいと思っています!

私は毎回試験中の手応えはあるにもかかわらず結果は期待を下回る物でした。
これってかなり辛いんですよね。
なのでなぜこんな事が起きるのかと一度しっかり考えました。

私の場合は半年毎に試験を受けていました。
半年も学習していると流石に成長していないことはないので、試験を受ける度に「解ける問題」が多くなっていました。
その為自分の中で手応えは良くなっていったのです。
もしかすると以前よりも手応えがあった為に浮かれていたのかも知れません。
そして試験中に「感」で解いている問題がいくつかあると思います。
これらは運が良ければ正解を連発し思った以上のスコアが出る可能性もあるかも知れません。
ですが本来は悩んでいる時点で間違いの部類に入れるべきです。
最後は試験の問題が「アップグレード」されている事です。
本試験には過去問や参考書に出題されている問題以外にも「新しい問題」が含まれています。
この問題はひっかけ問題や新しいテーマが出題されるので「対応が難しい」問題になります。
そして間違えたことにも気がつきにくい物でもあります。
これらの結果過大評価していないか冷静に考える必要がありますし、新しい問題に対応する為に「時事問題」や「TOEIC以外」の英語にも触れておく事が必要だと思います。
目標を再設定する
ここまで来れば冷静になって、次の目標を考えられる様になっているはずです。

まずは目標スコアを決めます!
その上で最初の方にあったTOEICのスコアと学習時間の表も気にしながら試験日までの学習時間を逆算します。
最後に一番大事なのが学習教材選びです。
教材選びは単語帳、問題集、リスニング、リーディングの課題別に現在のスコアから何を学習すれば目標スコアを超えることが出来るのか戦略を持って選びましょう。
気合いを入れる
最後は気合いです!
とはいえただ頑張れというのは違うと思うので「どうすれば試験日まで集中力が続くのか」を考えましょう。

目標のスコアを取ったらどんな未来が待っているのか?
就職や転職で自分の能力としてアピールする。
海外へ出て新しい挑戦をする。
留学生として海外の大学で新しい経験をする。
あなたが英語を学んでいるのは理由があるはずです。
それに今の日本経済の状態を考えると英語を勉強していることは「あなたにとって本当に意味があること」です。
全てのことを総合的に考えて、今あなたが英語を学習していることは長い人生で絶対にプラスになる時間なので諦めず、誘惑に負けず気合いを入れて頑張りましょう!