今回は英語を学ぶ上で初心者が最も重要視しなければならないこと、TOEICや大学受験の様な試験で認められるほどの結果を得ることが出来た人に共通していることについて記事を書いて行きます。
とはいえ私の事を知らなければ記事を読んでも信憑性がないと思われてしまうと思うので簡単に自己紹介をします。
私は現在ブリッジSE候補として海外で働くために日本で経験を積んでいます。さらに12月からはリモートワークで時間に余裕があり自由な働き方が出来ています。TOEICのスコアは2022年の時点で755点でした。今の仕事に転職したのは2022年の8月でそれまではドコモショップのスタッフとして働いていました。そしてもっと前は工業高校を卒業後ずっと工場でクレーン運転士として働いていました。
ですので未経験者としてのエンジニア転職、This is a pen.から英語を勉強して今の生活を手にしています。この記事を読んでいる人は英語をこれから学ぶ人、英語で成果を得られず壁を感じている人もしかするとIT業界への転職をしたいと思っている人がいるんじゃないかと思っています。今回は私の経験とある文献を読んでいた時に私の考え方が正しかったと答え合わせが出来たのでその内容を記事に書いて行きます。
発音と動機が大事
先日何気なく英語の論文サイトである記事を適当に読んで見ようと挑戦していた時のことでした。
その論文は英語の教え方や学び方には何が大切か?という内容でした。そこで書かれていた内容は英語を学ぶには強い動機と発音を学ぶことが必要であるという内容だったのです。世界的に見てもこれからはさらにグローバル化が進むと思われているので英語を学ぶことでより良い生活をしたいと思う動機は誰でも簡単に理解出来ると思います。ですがその一方で発音はどうでしょうか?発音を重視している人はどの程度いるでしょうか?私は案外英語学習者の中でも発音に力を入れた時期がある人は1割程度以下だと思っています。
私の場合
私は工場で働いている時に30歳を超えこのまま一生カレンダー通りに働き3交代で心身を削りロクな休みもまく3K職場に人生を奪われて死んでいくのかと思った時に絶望しました。そしてきっと世の中にはもっといい生活がある、世界を旅して色んな国に行ってみたい!色んな食べ物を見てみたい!と思う様になったのです。今この記事を読んでいる人の中にはGWがある人は割といるのではないでしょうか?私はこの頃年に2回夏と年末に最大5日程度の休みがある以外は多くて夜勤明けの2連休だけというのが当たり前の生活でした。そのため絶対に今の暮らしを抜け出すんだという強い動機を持っていたと思います。
発音も大事にしていました
幸いにも私は英語学習の初期にYoutubeや様々な英語系のサイトを調べ尽くしたので発音の大切さに気がついていました。ですが皆さんはどうでしょう?私が思い当たるのは学校での発音の授業の時なんだか照れくさくて発音することを避けていたという人は多いのではないでしょうか?実際私も中学生の時に初めて英語の授業を受けた時は恥ずかしかったですし周りがクスクス笑っているのが気になって英語を口から出すのが怖かったです。さらに私は英語の先生のことが嫌いで英語の授業の時は必ず寝ていました。なので私は英語のテストの点は1桁代だったことしかありません。こんな私でしたがYoutuberや英語のサイトすべての情報を調べ尽くした結果最初に学習すべきは発音であると感じたので発音から学びはじめました。
具体的に何をしたのか
結論から言うとこの2つです。
- フォニックス
- 英語耳
期間にしてこの2つを同時進行で進めたとしても2週間もかからないと思います。フォニックスは毎日お風呂で10分弱、英語耳は毎日30分だけしか読まなかったとしても1週間もあれば読み終えてしまうはずです。たったこれだけのことですが効果は絶大です。私はこの2つに取り組んでいるのでもしやらなかったらどうなっていたかはわかりません。ですが私はこれまで英語学習をしてきた中でリスニングが難しいと思ったことはありません。2022年の4月にTOEICで755点を取った時のリスニングのスコアは400点でした。ドコモショップで働いている時に外国籍の人の接客をした時に英語を使ったこともありますが会話に困ったこともありません。私の経験としてこの様に成果が出たのはこの2つが大きく関係していると思っていますが最初に書いた文献の内容の英語の教え方や学び方にも発音が大事とあったので間違いないと思います。だからこそこれから英語を学ぶ人、今リスニングがうまく出来ていないと感じる人に取り組んでほしいと思います。
発音を学ぶメリット
ここからはこの発音を学ぶメリットについて触れていきます。
すべての学習が積み上げられる学びを最大効率化出来る!
英語は聞いて理解し思った事を口から出して相手に自分の考えを伝えます。これは日本語だろうがどんな言葉だろうが同じですよね?それにも関わらずもし発音を学ばなければ英語の音がどんな音なのか分かりません。さらに相手が理解出来る英語を口から出すことも難しいと思います。日本語と英語では母音と子音が違います。日本人には聞き取りが難しい音もあります。似ているけど違う音もあります。とはいえ何も発音記号を覚えろとかLとRが聞き取れる様になれとかは私は言いません。私自身発音記号なんて覚えていませんしLとRは音からというよりも会話の内容で単語の違いを認識しています。最低限æを聞いて理解出来る程度で大丈夫です。この程度はフォニックスをやれば1日で理解出来る程度の内容です。でも聞いて理解出来るのとそもそも知らないのとでは全く違います。
どうでしょうか?私はこの日本にいる人ですでに英語を勉強している人が発音の大切さを説いている内容の記事や動画を一回も見たことがないと言う人はいないと思います。書店に行けば発音の本もありますしYoutuberだって大切さを動画にしているはずです。ではさらに別の観点から効果を示します。
単語学習もリスニングのスコアに繋がり文章を読む速度はリスニング力が影響する
これは私の経験のみですが説明していきます。単語を覚える時に単語帳を使って覚えている人は多いでしょう。この時必ず1回はその単語の音を聞いて欲しいのです。ただ単に目で見て単語の字面と意味を覚えても意味はないです。リスニングの時にその音がどんな音で聞こえるのか知らなければ単語を覚える時間の価値は半減してしまいます。だからこそ私は単語を覚える時は必ず1度音声を再生して音と意味を一緒に覚える様にしていました。
ここまでがざっくりとフォニックスの大切さの説明でした。
ここからは英語耳です。
先程単語を覚える時に音も一緒に覚えるべきだと書きました。これからはそれが出来ていなければ到底理解出来ないリンキングやリダクションと言った音声変化についてです。英語は単語から文章になった時にその前後の関係から音が変化するということが起こります。ただ私はこれらについてもいちいち覚えていません。むしろ英語耳以外は特別にその時間を作らなくてもTOEICで755点を取れました。それもこの英語耳のおかげだと思っています。
英語耳は音声変化のルールやパターンを1冊の本の中で網羅しています。それ以外にも弱音などと言った私が英語耳を読む前も後も2度と見ることがない英語の音の特性についても書かれています。この様な内容はYoutube上にも出てきていないと思います。ですがネイティブスピーカーの中では当たり前のこととして扱われているものなんですよね。正直これらの概念とも言える言われなければ一生違和感とともに習得出来ず困り果てる様な内容が書かれています。どうでしょうか?これらのことをたった2周間足らずで体系的に学ぶことが出来ること、そして単語を覚えると同時に発音を覚える様に文章を読むたびにその音のつながりがはっきりと分かる様になっている状態で多くの文章を読むことこれらはどちらも重要な能力だと思いませんか?これが私の英語学習の答え合わせをした結果です。
もしあなたが単語の音知らずにただ字面と意味を覚えていてもリスニングは出来ません。単語の音を知らずに文章を読もうとして本当に日本語と同じ感覚で文章を読み進めることが出来るでしょうか?日本語でも読めない漢字があれば詰まってしまうと思います。そうならないためにもこのフォニックスと英語耳を学ぶことが重要なのです。
そして英語学習の初期に取り組んでいればその2週間は一生リスニングで壁を作らずどんな文章もスラスラと読み解けるものに出来ます。というか勝手にそうなります。
これこそがすべての学習が積み上げられる学びを最大効率化出来る!につながるのです。
どうでしょうか?
今回は英語を学ぶ上で単語とか文法よりもっと大事なたった2週間でリスニングが得意になる方法としてフォニックスと英語耳がいかに重要なものであるか書いてきました。きっとここまで読み進めた方はこの2つの重要性に気がつけたと思います。そしてこの2つの利点はお金がかからないことです。フォニックスはYoutubeにあるものの中からすべての音を含まれていれば何でもいいです。さっと終わる短いものがいいと思います。
英語耳も書店に言って適当な物を選んでもらえれば何でもいいです。1冊1500円くらいですかね?私はメルカリで中古の物を買ったので中古でもいいと思います。
では最後にあなたはこれから日本はずっと日本社会に依存して生きていきますか?日本はもう終わった国です、落ち目の社会では殺伐として皆がわかっていてもいい方向へ変えられずに全体が泥舟の様に沈んで生きます。そんな時に海外への逃げ道があるとあなたの人生はより良い方向へ向かって行けるはずです。私は3年かかりました。でも今は人生100年時代ですたった3年で英語が身につくのなら行動すべきですよね?