今回はTOEICのスコア別にどんな仕事につけるのか転職サイトからみた内容をまとめて見ました。
2023年は海外向けの求人も復活している印象です。
これからもっとグローバル化が進んでいくでしょう。
今回の記事を見ることで今のTOEICのスコアで転職可能な職種を知ることも出来ます。
そしてTOEIC公式の学習時間とスコアの関係を表した表を元に後どれくらいで理想の職種につけるかも見ていきます。
TOEIC600点

まずはこちらを見て下さい!

こちらが今回のサブテーマであるTOEICのスコアと学習時間の表です。
全くの英語初心者がTOEIC600点を目指した場合。
上の表では650点まで950時間となっています。
仮に1年で950時間学習しようと思うと1日の学習時間はこんな感じです。

ちなみにわたしがTOEIC680点から755点まで学習した時間が210時間だったのでこのデータはわたしもかなり正確なデータだと思っています。
いきなりですがTOEIC600点と言うのは十分価値があります。
わたしは英語中級者=TOEIC600点のイメージです。
さらにこんな調査結果もあります。

こちらはTOEIC公式が行った企業向けのアンケート結果です。
このスコアを見てもらえると分かるようにTOEIC600点を超えていれば英語が関わる仕事に就ける可能性が十分あります。
そのためまずはTOEIC600点を取ったら英語が関わるジャンルの仕事へ転職すると言うのも1つの選択肢としてはありだと思います。
そして仕事でも英語の経験を積みながらもっと高いスコアを取った後さらに理想の職業へ転職するといった方法をありだと思います。
どんな仕事があるか?
- 貿易事務
- ホテル受付
- 営業(国内向け)
- IT企業
- 英語講師アシスタント
このような職種が今の求人には多くありました。
貿易事務
貿易関係の書類作成がメイン。
書類作業が多くスピーキング力はそんなに求められてない可能性があります。
ですが英語以外に専門的な知識が必要になるでしょう。
ホテル受付
日本に旅行に来た外国人への対応を望まれます。
基本的に必要な英語は決まっていますが清潔感が求められる仕事内容です。
営業(国内向け)
海外から輸入している商品を国内の業者へ向けて営業することが主な仕事です。
国内の対人関係は日本語で商品の確認作業などで英語が必要になるケースも。
IT企業
IT企業では英語が使えると役にたつケースが多いです。
将来性を買われたり、ブリッジSE候補など英語とITの知識を求められます。
英語講師アシスタント
英会話サービスなどの国内で働いている外国人講師のサポートが主な仕事です。
海外の人と交流が持てる貴重な体験が出来るでしょう。
年収350万円から500万円の印象。
英語+専門職であればあるほど年収が上がる傾向があります。
これはスコア関係なく同じですね。
そしてTOEIC600点となるとやはりそのスコアを企業からも認められます。
そのため英語関係の仕事に就ける可能性は大きくなります。
TOEIC700点


TOEIC700点に到達するまでは合計1150時間。
TOEIC600点からさらに200時間の努力で到達できる計算です。
TOEIC700点でもまだまだ中級者レベルですがこの時点でTOEIC受験者の中で上位30%に入ります。
さらに普通の日本人と比べると英語力においてはかなり差があるので十分アピール材料になるでしょう。
TOEIC700点の職種
- テクニカルサポート
- 営業(海外)
- 秘書
もちろん600点代の職種も転職可能です。
テクニカルサポート
テクニカルサポート業務は対面で行われることが少ないでしょう。
そのため高い英語力を求められますがマニュアルなども充実しており極端に高い英語力を求めれてもいません。
営業(海外)
TOEIC600点代では国内向けの営業が多かった印象から700点になるとちらほら海外向けの営業職も出てきました。
海外経験も積めるのでキャリアアップも見込めます。
秘書
海外と関わりがある企業での秘書業務もTOEIC700点代から出てきました。
英語を使って秘書業務を行うことは普通の秘書よりの幅広い対応力が求められます。
TOEIC700点も600点と比べるとそこまで大きな変化はありません。
年収350万円か750万円の印象。
年収の上限が上がっていますがあくまで管理職として雇用された場合の給料です。
未経験者の場合は良くて400万円程度といった印象。
そのためどのジャンルで経験を積むかが英語力を持った時の武器に出来るでしょう。
例えば経理担当者が英語力を持った場合の求人は750万円から900万円といった様に業種でかなり上振れがあります。
TOEIC800点

このあたりから自分が英語を使って仕事をするプレーヤーとしての職種が出てきました。

TOEIC700点からは約300時間!
ここまで来れば英語力はかなり高くTOEIC受験者の中でも上位15%に入ります。
そして日常会話程度の英語が海外でも出来ると認識されます。
企業からの評価も安心して海外部門で働いていけると思われるのがTOEIC800点からといった印象です。
企業としても海外に従業員を送ると言うことはリスクがあるため英語力が証明できると言うことは大きなアドバンテージになるでしょう。
TOEIC800点の職種
- 旅行代理店
- 通訳
- 翻訳
旅行代理店
国内のお客様を安全に海外旅行を楽しんでいただく仕事です。
想定外のトラブルへの対応を英語でする必要があるため高い英語力を求められます。
通訳
業種によりますが通訳の仕事も出てきました。
通訳が必要な場面は商談や技術の伝承など英語以外にも専門的な知識が必要になるでしょう。
翻訳
英語で書かれてるマニュアルと日本語に訳すといった業務です。
医療機器や電子機器の操作マニュアルの場合正しく翻訳する必要があります。
年収は500万円から1000万円。
TOEIC700点同様管理職であったり英語以外にも専門職で高い能力が認められれば高い年収が見込めます。
一方でTOEIC800点でも年収が低い職種もあります。
ですが単純に幅広い職種から自分のやりたい仕事を選べる様になっていることの証明でもあるので選択肢はかなり広いです。
TOEIC900

ここまで来れば異次元の英語力です。

総学習時間は1750時間!
TOEIC800点からは300時間。
TOEIC900点以上を国内のみで達成している人は並大抵の努力ではないはずです。
そしてここまで来れば英語力は誰から見ても十分認められるでしょう。
TOEIC900の職種
- 英語講師
- 海外勤務(新規事業)
英語講師
TOEICで900点を超えていると言うことは英語のプロであると言えるでしょう。
TOEIC受験者の中でも上位3%に入ります。
海外勤務(新規事業)
海外で1から何かを作る現場での仕事に関われる可能性があります。
英語力以外の専門知識が必要になることはもちろん、英語を流暢に話すことで様々な面で仕事の成果を期待されます。
年収は500万円から2000万円!
TOEIC900点を超えたから急に給料が高い仕事が増えたと言う印象はありません。
やはり英語力と何かのスキルが合わさった貴重な人材であることが重要です。
その専門性と高い英語力が合わさって2000万円代という年収の仕事がありました。
ちなみに今回の転職サイトにはありませんでしたがCAやパイロットといった花形の職業もTOEIC600点代から採用している航空会社がある様です。
どうでしょうか?
このスコアはあなたが想像しているよりもずっと低いのではないかと思います。
この記事を見ている人は今TOEICは何点でしょうか?
希望の職種や理想のスコアはどれくらいでしょう?
途中にも書きましたがわたしはTOEICで600点を取ったら一度転職活動をしてみるのもありだと思います。
運が良ければ仮にスコアが低くても理想の職種へ転職出来てしまうかもしれません。
それは転職市場は水物でタイミングが全てだからです!
そしてこれから英語を学習する人は今回の記事で扱ったTOEICのスコアと学習時間の表が役に立つはずです。
この表を見て理想の職種の採用条件にあるTOEICのスコアと見比べることでいつ転職活動に移れるかがわかります。
ただし英語を身につけるには正しく学習する必要があるので闇雲に勉強しても意味がありません。
この点につきましてはこのブログサイトを見ていただければ参考になります。
ですがもしとにかく早く短い期間でTOEICで高得点を取りたいという人はこちらを読んでみると良いでしょう。