今回は英語初心者だったわたしの経験から英語力がなくても英語脳を作れたと言う内容を記事にしています。
まずはわたしの自己紹介をします。
わたしはTOEIC800点を持っているブリッジSEです。
ブリッジSEとは英語で海外の人とコミュニケーションをとりながら仕事をするエンジニアのことです。
特別難しいことを言えるわけではありませんが十分英語で仕事が出来ています。
ですがこんなわたしも英語学習初心者の時にオンライン英会話に挑戦しましたが、継続することが出来ませんでした。
今回の記事では過去のわたしはなぜ失敗したのかを最初に触れてから本題に入ります。
全くの知識ゼロから英会話は時間の無駄でした

わたしがオンライン英会話に挑戦したのは本当に英語力ゼロの状態の時です。
- 生の英語を聞いて見たかった
- 自分の英語が通じるか試したかった
- 留学前に練習したかった
焦りに焦ってました。
この時すでに3ヶ月間留学行くことが決まっていたのです。
ですがこれまで英語とは無縁の生活をしていたので英語を話したことはありませんでした。
英語はあくまで音楽や映画の世界の物といった感じです。
そんなわたしがいきなり3ヶ月も海外で生活できるのか不安だったのです。
そのため少しでも留学前に英会話に慣れておこうとオンライン英会話に登録しました。
やはり自分の英語が相手に通じるのかとても不安でしたし相手の英語を聞いて理解出来るのかも心配でした。
もし自分の能力が無さすぎて3ヶ月の留学が全て水の泡になったらと思うととても気が気じゃなかったです。
挨拶自己紹介は出来た!
これくらいは当たり前と思われるかも知れませんね。
ですがわたしにとっては大きな収穫でした。
思ったよりも自分のことを話すことが出来ました。
でも話せたと言ってもI like baseball.程度の英語を話しただけです。
相手の言っていることも本当に簡単なことだったら理解出来ました。
ですがそれ以上は全く出来なかったのです。
オンライン英会話で気付いたこと
この経験でわたしが気付いたことはこちらです。
わたしのような英語初心者はもっと先にやるべきことがありました。
当時のわたしは単語帳もろくに勉強しておらず文法も現在形と過去形を知っている程度でした。
そのため会話をこなせるほどの材料が揃ってなかったのです。
それでもせっかく登録したんだからとオンライ英会話を数回やりました。
でもこの時にできたのは先生の後に続いて会話文を読む程度でした。
正直この30分のために前もって予約して準備するくらいだったら自分1人で同じことを本とオーディオでやるべきだと思いました。
オンライン英会話はやっぱり緊張します。
特に英語初心者だとハードル高すぎです。
どの程度の英語力が欲しいか?

じゃあどのくらい英語を知っていれば英会話が出来るのかと思いますよね?
これまで英語初心者だったわたしはオンライン英会話が難しかったと言う話をしました。
でも今は普通に英語でコミュニケーションが取れます。
この章では初めて英語を話しているとわたしが実感した時の内容をシェアします。
そうすることで最低限どのくらい英語力が欲しいのか、どうすれば英語が分かるようになるのかを書いていきます。
わたしが英語を話せると実感した瞬間
少し特殊ですがわたしは留学中1月程度ずっと毎日自己紹介をしていました。
留学の1コマの授業だけ決まった先生がおらずいつも先生が変わりながら担当してくれたのです。
正直授業の内容は進んでいきませんでした。
でもこの経験がわたしにとっては意味があったと思っています。
- いろんな人の表現を知った
- 知ってるテーマを何回も話せた
- 通じないが怖くなくなった
いろんな人の表現を知った
つまり話したいように英語を話せばいいとわかったのです。
英語を始めた当時のわたしは「文法的には」とか「正しい単語は」とかいろんな雑念を頭に浮かべながら喋ろうとしていました。
そのためどうしても口から出るのに時間がかかります。
でも人によって話し方がさまざまなことを知ったおかげでとりあえず頭に浮かんだ言葉を出そうと思うようになりました。
この結果自分の頭の中だけで考えていた英語が人と会話する英語に変わった気がしました。
英語初心者の人もわたしのように頭で色々と考えている人がいるかも知れませんね。
でも安心して下さい!伝わればいいんです。
とりあえず口から出してみましょう。
そして間違った英語だったら先生に直してもらえばそれでいいです。
そのために私たちは英語を学んでいるのです。
自己紹介は英語初心者最強のトークテーマ
実はわたし自己紹介は英語初心者がやるべき最強のトークテーマだと思っています。
ですがオンライン英会話をするときに自己紹介は無駄だと話している人もいます。
でもわたしは相手を知らずして会話なんて出来ないと思います。
それにお金を払っているからと自分の知りたいことだけ教えろと言うのはどうかと思います。
だったら自己紹介をしなくてもいいくらい親密な関係を先生と築いて欲しいと思います。
少し脱線しましたが自己紹介に限らず同じテーマを話すことはとても大事です。
その中で英語初心者が話せるテーマが自己紹介だと思っています。
- 初心者でも分かる
- 答えが想像できる
- 真似出来る
自己紹介と言ったらどんな会話を想像しますか?
だいたい好きな食べ物とか好きな音楽、行ってみたい国ですよね?
これらのテーマは自分に当てはまる事が必ず1つはあるでしょう。
それに自分の質問した内容から返ってくる返事もある程度想像出来るものですよね?
さらに最強なのがもっと深く内容について知りたいと思ったら「Why?」この一言で終わりです。
相手にもっと話してもらえます。
そして相手にたくさん話してもらた内容を今度は自分が同じような表現で言い換えるのもそう難しくありません。
どうでしょうか?
これだったら英会話出来そうじゃないですか?
通じないが怖くなくなった
これまでわたしが割とスラスラと英語を話せる様になったんじゃないかと思えるように書いていますが実はそんなことありません。
当然の様に何言ってるの?と理解してもらえないことも普通にありました。
最初は当然困惑しましたし間違っちゃいけないとかビビってました。
でもそんなことにも慣れてしまったんですよね。
流石に毎日いろんな人と話せばアクセントがわかりにくい人や難しい英語を話す人との会話といろんな経験をしました。
この経験から得たのは分からないのはお互い様ということです。
そのためもし相手の言っている内容がわからなかったら聞き返せばいいんです。
相手ももしかしたら伝え方を間違えてるかも知れません。
そのためわたしはよく先生に何を言っているのかわからないとか、もっとわかりやすく説明して欲しいと伝えていました。
そして相手がわたしのことを理解してくれない時はなぜと聞いていました。
自分の何が悪いのか聞かないと分からないんですよね。
発音なのかも知れないし文法がめちゃくちゃなのかも知れません。
もしかしたら相手が知らないことをわたしが話している可能性もあります。
そのため相手が分からない理由が「自分の英語力以外」の要素で普通にあると知りました。
英語初心者の時は全て会話がうまくいかない理由が自分にあると思ってしまうかもしれません。
でもみんな知らないことや分からないことはたくさんあります。
誰でも一緒です。
そんな時は分からないとはっきり伝えてもう一度聞いたりもっと簡単な言葉を使って欲しいと言いましょう。
英会話をする前に知っておきたいこと

これまでわたしの経験を書いてきました。
そしてこの章ではもしわたしが英語初心者に戻ったら何を考えるかを書いていきます。
- フォニックス
- 英語耳
- 1日2時間以上の英会話
英語学習において発音と英語耳は必須です。
わたしのブログにはたびたびこの2つが出てきますがわたしが英語を教えている人にもやっていただいています。
そしてこの2つをやった後は発音を褒められたり英語が以前より分かる様になったと喜んでもらえます。
詳しい説明はこのブログに書いてあるのでこちらを見て下さい。
この2つは合計で2週間もかからない程度の内容です。
たったこの2週間で英語学習の人生が変わるので必ず取り組みましょう。
1日2時間以上の英会話
英語初心者に関わらず英会話でスピーキングを鍛えようと思う場合は理想で言えば1日2時間以上の学習時間が欲しいです。
正直難しいのはわかります。
でもこれはすごく大事で英語を話すことに慣れなくてはいけないのです。
- 反応を返す
- 日本語に訳さない
- 言い換えで話す
わたしは留学で毎日3時間の授業があったのでまとまった時間がありました。
そのためこれらのトレーニングを積むことが出来たので英語が話せる様になったと思っています。
でもここで注意です。
はっきり言って英会話の時間にインプットの作業は必要ありません。
知っている言葉の範囲で会話を成立させるようにして下さい。
何かを聞かれたらすぐに反応を返します。
分からないと答えてもいいし全く見当違いなことでも大丈夫です。
恥ずかしい思いをしたと自分が思っても一生懸命な姿勢は先生に伝わります。
そして日本語に訳さず返事をしましょう。
最初は難しいと思いますが何度も同じテーマを話したり同じ表現を自分が使い続けるといつの間には日本語に訳さずともそのまま理解できる様になります。
この様にすぐに反応をして和訳せずに会話ができる様になると英語脳が作られます。
わたしは留学に行って1ヶ月後にはこれらのことができる様になりました。
これは恥も捨ててとにかく英語を口から出した結果だと思っています。
そしてそのとにかく英語を出すと言うことを考えた結果がこちらです。
言い換えで話す
英語初心者が綺麗な表現や頭で考えついた日本語を瞬時に英語で話せるわけないですよね?
今のわたしも正直そんなに変わってないと思います。
でも留学に行った時点のわたしでも「英語脳」は作れたんですよね。
当時のわたしは中学英語も満足に出来ないレベルでした。
じゃあどうして英語が話せると思えたのかと思いますよね?
答えはとにかく知っている英語を並べまくりました。
文法もめちゃくちゃであれ、これ、それ見たいなただの単語だけの時もたくさんありました。
でもこの様に単語を並べると先生がそう言う時はこう言ったらいいんだよと教えてくれたのです。
その結果どの様に話せばいいと知ることが出来たのです。
英語初心者が英語脳を持つメリット
この記事で英語初心者が英会話をするこのについて記事を書いてきました。
でもここまで書いててなんですが、英語初心者に英会話は進めません。
理由は1日2時間以上も英会話をする時間もお金も普通の人にはないと思うからです。
それにあくまで英会話はアウトプットの学習です。
インプットが出来ていなければアウトプットの練習なんて意味ないです。
それでももし英会話をしたいと言う人向けにわたしなりのプランを考えました。
そうすることで効率良く英語脳を作れると思います。
TOEICで400点を取ってから英会話をする
実際に試験を受ける必要はありませんが実力としてTOEIC400点程度の英語力をまずは身につけることをおすすめします。
そうすることで多くの単語を知り文法もある程度理解できる様になっていると思います。
そしてその後にまとまった一定の期間英会話を楽しんでください。
この時には全くの英語初心者とは比べものにならないくらいの英語力になっているのでアプトプットの学習が意味ある時間になると思います。
それに自分の成長を肌で感じることができるのでより英語学習を頑張ろうと思えると思います。
そうすれば一気に短期間で英語脳を作ることが出来るでしょう。
そして英語脳はスピーキングだけの能力ではありません。
英語で聞いたものを瞬時に理解できるのでリスニングでも効果を発揮します。
この様にある程度簡単な語彙を使ってたくさん英語を話し、英語脳を作った後により複雑なレベルに向き合うことはあなたの英語学習にとっても人生にとっても大きな財産になると思います!