「リスニング学習方法の使い分け」それぞれのメリットを説明します!

英語を習得する上でリスニングが重要なことは誰もが理解していることだと思います。ですがあまりリスニングの勉強法の使い分けについて詳しく説明しているものが無いように感じたので私の視点から説明をしたいと多います。

さらにリスニングの勉強方法はいくつか方法がありますがそれらをどうやって使い分ければいいか、抱えている課題と合わせて説明もしていきます。

とはいえ私の事を知らなければ記事を読んでも信憑性がないと思われてしまうと思うので簡単に自己紹介をします。

私はブリッジSE候補として海外で働くために日本で経験を積んでいます。リモートワークで自宅から仕事をしているので自由でゆとりのある働き方が出来ています。今の仕事へは未経験かつ30歳を超えてから転職出来ました。

私のTOEICのスコアは800点です。TOEICで800点というのは、海外部門への移動や転職で求められるレベルとしては十分だと思っています。私自身ブリッジSE候補として転職も成功しているのでこれから英語を勉強する人や800点を目指して勉強している人の為に役に立つ情報を与えられると思っています。

ではさっそく進めていきましょう。

どんなリスニング学習方法があるか?

  • フォニックス
  • 英語耳
  • ゆっくり音を聞く
  • シャドーイング
  • ディクテーション

基本的にこの様なリスニングの学習方法があると思っています。
そしてそれぞれ使うタイミングや学習効果が違うのでそれぞれ説明をしていきます。

英語学習の初期に必ずやらなければいけないこの2つ

フォニックスは発音を知るための学習方法ですがここではあえてリスニングの教材としてあげさせていただきます。理由は英語は自分が発音出来ないものは聞き取る事が出来ないからです。

それに私たち日本人が正しく日本語を発音出来るのも日本語を学ぶ時に1番最初にあいうえお表の発音から勉強したはずです。

もしかするとこんな事から勉強するのはめんどくさいとかやらなくても分かっているという人がいるかも知れません。ですがこの様な人はどれだけ英単語を覚えてもどれだけ多読をしてもリスニングが全くの素人のままという状態になるかも知れません。

さらにTOEICで言うとリスニングとリーディングの問題は基本的にはリスニングの方が簡単な内容になっています。それにも関わらずリスニングに対して苦手意識があったり、いくら勉強してもスコアが上がらないと言う人はフォニックスと英語耳を取り組んでいない事が原因だと思います。

もっと言うと私はリーディングの点がリスニングより高い人は勉強方法を間違っていると思います。
先ほど書いた様にTOEICのテストはリスニングの方が圧倒的に簡単です。にも関わらずリスニングの方が難しいと感じていると言うことは文章を読んで理解することは出来ても、聞いて理解出来ないと言う事ですよね?

この様な事態になってしまうのは音を大切にして英語を勉強していないからです。そしてこの様な事態になるリスクを避ける為にもこの2つを英語学習の1番最初にしておく事が必須と言えます。

そうすることで正しい順番で英語を学べることはもちろんフォニックスでは正しい英語の発音を学ぶ事が出来ますし、英語耳では日本語には無い英語の音声変化や英語の音に対して今まで学校の授業でも教えていない音の種類を知る事が出来ます。

私はこの2つを英語学習の初期に学んだことでリスニングに対して苦手意識を持たずに学習することが出来ました。

さらにこれから説明する内容を使ってリスニングの勉強をするにしても前提の知識や能力に差があるので、同じように英語をゆっくり聞いたりシャドーイングをしても効果に差が出ます。

ゆっくり音を聞く

これからの内容はある程度英語学習が進み問題集に取り組み出した時の対策になると思います。これまでリスニングの対策として1.2倍速、1.5倍速、2倍速と通常より速い速度で音声を聞く対策をした事がある人は多いのではないでしょうか?

ここで私が声を大きく主張したいのはその様な対策は正しく音声を聞き取れる様になった後にする勉強方法だと言う事です。
もしあなたが試験前日や当日に耳を速い速度で慣らす事で少しでもアドバンテージが欲しいと言う人は多少やる価値があるかも知れません。

ですが日々の学習の中で英文を聞き取る事が出来ず、何度聞いても思うように理解出来ていないと感じている場合の対策としては音声を早くすると言うのは意味がありません。

そもそも通常の音声を正しく聞き取れていないのにも関わらず、それよりも速い音声を聞いて何か意味があるでしょうか?

とはいえ私も倍速で英語を聞いて勉強したことはありますし、ゆっくり音を聞くことに気が付く前は倍速で勉強していました。
ですがどうしてもはっきりと英語を聞き取れる様にはならなかったのです。そして困り果てた時にある英語の本に出会い、ゆっくり音を聞くことの大事さに気がつきました。

ここで言うゆっくりとは0.75倍速くらいの速さの事です。
これまでの英語学習で試した事がない人はぜひ試してみて下さい。きっとその効果に驚かされるはずです。

シャドーイング

ゆっくりと音を聞くことに合わせて学習することで効果が爆発的に現れるのがこのシャドーイングです。
すでに正しく音声を聞くことが出来るのであれば自分のリスニング力の維持や確認のために聞いた音をシャドーイングをするのは効果的だと思います。

ですが英語を学習している途中の人がそんな簡単にシャドーイングは出来ません。
リスニングのスコアが400点を超えている私も初めて聞く文章をいきなりすぐにシャドーイングは出来ないと思います。

そのため英語学習者の人がもっと英語を正しく聞き取れる様になりたいと言った明確な目標がある場合はゆっくりと音を再生し、その速度で聞こえる音を忠実にシャドーイングする事が正しく英語を聞き取れる様になる対策だと言えます。

上の方でも説明した様に英語は自身が発音出来なければ正しく聞き取ることは出来ません。
そのためには正しく英語を聞き取れる耳とその音を忠実に再現出来る口が必要になります。

その両方を一石二鳥で手にいれるトレーニングがこの音をゆっくり聞くとシャドーイングの合わせ技なのです。

ディクテーションは負荷がデカいが効果も大きい

これまで出てきた学習方法を正しくこなした後に最後の仕上げとして取り組むのがこのディクテーションです。

これまで説明した学習方法に取り組まずにこの学習方法を試すのは私はおすすめしません。

私にとって英語学習は簡単な物ではありませんでしたし、あまりにも高い壁に出会った時は辛すぎて全てを投げ出してしまいたくもなりました。
だからこそ常に負荷の少ない物から高負荷の物へ移行できる仕組みや順番を考えていました。

そして私がおすすめするディクテーションの学習方法はスタサプEnglishでディクテーションを行うことです。

なぜかというとディクテーションをする場合再生、停止、メモをそれぞれプレーヤーと紙とペンを使ってやると思います。
ただでさえ一音一句間違えずに聞き取っていくと言う難易度が高い学習方法でスペルも気にかけなければならない時にそれらの作業をバラバラにやっていくのは効率が悪いと思います。

私はその様な事を考えただけでめんどくささの方が勝ってしまいました。
ですがディクテーションの効果は素晴らしく、一音一音にフォーカスする事が出来ますし、何度も間違った所を聞き直す事で耳が正しい音に矯正されていきます。これだけの効果があるのは他の学習方法では有り得ません。

そこで見つけたのがスタサプEnglishです。
実はこのアプリの機能に自動でディクテーションが出来る機能があります。この機能を使うと再生などのすべての操作を勝手にスマホやPCがしてくれるので、ディクテーションの核の部分の正しい音を聞くということに集中出来ます。さらにTOEICの内容でディクテーションが出来るのでTOEICの試験対策をしながらディクテーションが出来るというメリットもあります。

私はスタサプEnglishのTOEICコースに登録してすべての教材を学習しました。このことが今の私の英語力に繋がっている事は間違いありませんしリスニング学習方法の中でも1番高負荷で1番面倒なディクテーションを簡単にいつでもたった5分から勉強できたからこそ今のレベルにまで英語学習を続けることが出来たと思っています。

今回はリスニングの勉強方法のやり方やタイミングとその効果についてブログを書きました。
リスニング力というと、単語力で必要な記憶力や頭で考えて正しく理解する文法とは違い感覚による物だと思われがちだと思います。
そのためリスニングは難しいと思われているのだと思います。ですが今回のブログで私なりにリスニングの学習方法の違いを表せたと思います。これから英語を学習する人にはこの順番や考え方を頭に置いて学習していただければリスニングが難しいと感じずに高いレベルでリスニングができる様になりますし、今リスニングで壁を感じている人にはきっとためになる内容だったと思います。

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