今回は初心者特急シリーズのパート4について記事を書いていきます。
この記事を見ている人は英語初心者でこれからTOEIC対策をしようと思っている人だと思います。
英語初心者は、どんな教材を選べば効率よく自分の成長に繋がるか分からないことが多いと思います。
私も以前は教材選びに苦労しました。
ですがこの初心者特急シリーズはかなり優秀で「英語初心者」にぴったりな教材なので紹介していきます。
ではまず最初にこの一冊を終えたらあなたの英語力がどのように変化するか説明します。

パート3でも同様な説明をしていますが、この1冊だけですぐに400点に慣れる訳ではありません。
ですが「パート4の配点」で言えば十分必要なスコアが取れる様になります!

まずは私の自己紹介をさせて下さい!
英語力ゼロから3年間英語を学習してTOEIC755点を取った後に転職活動を行い、IT企業へ未経験でエンジニア転職をしました。
エンジニアの種類はブリッジSEで英語を使いながらITの仕事をしています。
私の英語学習の中でこの「初心者特急シリーズ」は本当に大きな価値がありました。
今ブリッジSEとして働けているのはこの初心者特急シリーズのおかげです!
この記事では、英語初心者のあなたがこの初心者特急をやる「メリット」や「使い方」について記事を書いていきます。
TOEICパート4とは
まずはパート4がTOEICという試験の中でどの様な「立ち位置」なのか説明していきます。
TOEICの試験にはリスニング問題とリーディング問題があります。

そしてパート4はリスニング問題で「30問」が出題されます。

本番の試験ではこの30問の中に様々なシチュエーションの問題が含まれています。
この初心者特急では、「初心者向け」の問題が収録されています。

これがパート4でよくある問題の種類です。
パート3とは違い、全て1人の話者が話を進めていきます。
話者の切り替わりがないのでパート3よりもこちらの方が聞きやすいケースも十分あります。
特徴は後半になるにつれて、話のスピードが早くなる、出てくる内容も複雑なものになる傾向があります。
今回紹介する初心者特急シリーズは完全な英語初心者には向きません。
TOEICで400点を取る為に少なくとも中学生レベルの単語や英文法を理解しておく必要があります。
学習のステージとしてはここに位置します!


まず先ほどにも書いた通りTOEIC400点が取れます。
簡単にTOEIC400点が取れると言われても、理由が知りたいと思いますよね?
ではなぜ取れるのかという深掘りをしていきましょう。
TOEICは基本的にビジネスシーンの英語力が試される試験です。
リスニングセクションで言うとそのビジネスの色が一番濃くなっているのがこのパート4です。
ラジオのアナウンスや空港の乗り換え案内と仕事で関わりがある内容ばかりです。
そのためきちんとビジネスシーンの英語を聞いて理解出来なければ正解することが出来ません。
ビジネスシーンの会話と言っても何かの商談や面接の様な難しい内容は出て来ません。
出題される問題もパターンがあります。

こちらが先ほどの問題の種類です。
パート3は話者が変わると会話の展開が変わることがあるので注意が必要です。
しかしパート4は違います。
例えばラジオならある程度話の内容は決まっていますよね?
他の例の空港も同じで乗り換え案内にパターンはそんなに多くありません。
パート4は出題されるシーンがパート3と違うので、きちんとパート4対策をする必要があります。
先ほどラジオはある程度会話の内容が決まっているという話がありました。
こんな感じです。

ラジオの場合、週末に行われるイベントの紹介をした後予約をする人はサイトへ!と言う様な問題は本当に多く出題されます。
交通情報もよく出る問題で、渋滞が起きている理由が橋の工事や浸水した道が出来たと言う話も頻出問題です。
この様にある程度問題数をこなすとパターンがわかるのでポイントを理解したリスニングが出来ます。
なぜ独学が成功出来るのか?
ここからはパート3と大きく差がない為、同じ内容が重複します。
パート3の記事を見ていない人はそのまま読んで頂ければと思います。
一つ前の章では本書のメリットを伝えどの様な成果があるか説明しました。
ここではなぜこの初心者特急シリーズが英語初心者に評価されているのか説明していきます。
本番の試験では1問につき1分間に176単語が含まれています。
この単語数はかなり多く初心者の人だと途中で辞めたくなるレベルです。

私も英語初心者の時は普通の難易度の物を最後まで聞くのが苦痛でした。
初心者特急では大体1/3程度の単語数から学習が始まります。

英語初心者に丁度いい負荷から学習を始めることが出来ます!
そのため英語初心者でも気軽に問題に取り組めるのです。
英語初心者にいきなり本番同様全ての難易度、語彙の問題を解けというのはあまりに酷な話です。
そのため語彙も簡単な物から学習が始まります。

通常の場合はTOEIC900点の人もTOEIC400点の人も同じ問題を解いて学習をしていくことになります。
それでは英語初心者には難し過ぎる単語や問題が出てくるので、難易度が高過ぎて学習効率が低くなってしまうケースがあります。

初心者特急で出題される語彙は400点レベルと限られているので「わからない」「解けない」問題が限りなく少なく作られています。
この様に自分と同じレベルと少しだけ上のレベルの英語に触れていくことが成長の手助けになるので教材選びの参考にして下さい。
初心者特急は中学生レベルの内容をきちんと取り組んでいれば十分解けます!
1問の単語数と語彙のレベルは簡単だと説明しました。
ですが出てくる「会話のテーマ」は本番と同じです。
会話のテーマが同じという事は「本試験に必要な語彙」もきちんと学べます。
だからこそTOEIC400点が取れるのです。
本番では「先読み」をしたりマークシートに記入をすることになります。
先読みとは全ての回答に記入が終わった時点で次の問題文を先に読むことです。
そうすることで問題を予測します!
この先読みはいいことだけではありません。
注意しなければならないのは「問題文を何度も読み返す」ことです。
何度も読み返す理由は先読みで問題を予測することですが、先読みばかりに気を取られていると肝心のリスニングを忘れてしまいます。
これらは一発で問題文を3問全て理解出来れば解決する悩みですが、英語中級者でも難しいので自分のリズムを持つことが重要です。

基本的には最初から最後まで通して問題演習に取り組んで下さい。
ただし英語の学習には必ず「成長」が必要です。
問題を解くのが目的にならない様にしましょう。
どんな物でも同じかも知れませんが「解説は超重要」です!
正解した問題でも「勘違い」があるかも知れません。
それに1問全ての単語や文法を正しく理解している事は初心者では難しいでしょう。
必ず解説を確認して「単語の意味」「文法」が全てわかる様にしましょう。
パート4はリスニングの問題ですが、全ての文法を理解しましょう。
このレベルだとまだ長文や複雑な文法構造の問題は出てきません。
それでも簡単なレベルから一つ一つ確実に理解していく事が後に活きて来ます。
単語の意味を知り、文法の不明点も無くせば全て確実に意味を理解しているはずです。
しかし、ただ意味を理解しただけでは英語の学習としてはまだ中途半端です。
これまではリーディングの対策になる学習でした。
しかし、TOEICではリスニングの対策もやらなくてはいけません。
そしてこのリスニングの対策になるのが音読なのです。
実はリスニングが成長するにはたくさん英語を聞くよりも音読をすることの方が効果的です。
理由はこちら

ただリスニングをしていても注意すべきポイントが薄いです。
これではただ英語を聞き流していることとそんなに大きく差がありません。
ですが音読をすると考えると注意して聞く理由が出来ます!

この様に音読を正しくする為にはかなり沢山のポイントがあります。
これらを完璧に出来る様になるにはトレーニングが必要で、簡単な初心者特級の問題であってもオーディオと同じレベルで音読出来る様になるにはかなり苦労するはずです。
だからこそ成長が出来ますし、TOEIC400点レベルの英語力が身に付きます。
まとめ
今回はTOEICパート4について問題の傾向や種類から始まり、初心者特急がなぜ英語初心者に理想の学習教材なのか記事に書いてきました。
最大のメリットはTOEIC400点になれる事です。
TOEICで400点を取るにはリスニングとリーディング両方のスキルが必要です。
そして400点が取れると言うことは総合力として英語の基礎が身についていると言えます。
英語の基礎が身についてしまえばあとは「継続」が物を言う世界になります。
私はこの考えでTOEIC800点までスコアを伸ばすことが出来ました。
この記事を見ている人は英語初心者で、これから英語力を伸ばす方法を知りたい人だと思います。
今回は初心者特急シリーズのパート4の説明をしましたが、初心者特急は必ずあなたのスコアを400点まで上げてくれる「ベスト」な選択です。
私が英語初心者の時に自信を付けることが出来たように、あなたにも必ず成果で答えてくれるので必ず取り組みましょう!